いつもの道を車で走っているときだった…
反対車線でクラクションがなったので、ふと目をやると
なにやら小さな物体が不自然な動きをしていた…
その物体がなんなのか認識できず、しばらく目が釘付けになる…
あっ!!! 猫だっ!!!!!
猫は片足を折ってしまったらしく、また、パニック状態で右往左往している!
そこは、とても車どおりの多い道。
後から、後から、ひっきりなしに車はやってくる。
気が気でない… 危ないよ!!
そっちにいっちゃだめ!!
私の走行車線も後から後から車がくる。
猫は何とか道の端っこに座り込んでくれた。
そこは警察署の向かいだったが、ハザードを点け車を止めて猫にかけよった。
もう、ぐったりしていたが辛うじて息はあるようす…
「がんばれっ!」
声をかけてそっと抱き上げ車へ向かう。
かなり、辛そうだ…
私も心が痛かったが、「がんばれ! がんばれ!」
と、声をかけながら車の後部座席に乗せ車を走らせる。
桜並木へ続くその道は、見事に咲き始めた桜のせいもあり、いつもより交通量が多く感じた…
(あぁ、一刻を争う事態なのに…)
やるせない思いにさらに心が痛くなった…
車が停まるたびに後ろを振り返り声をかける…
「大丈夫だよ、がんばれ!」
しかし、何回目に振り返ったときだっただろう…
猫の体は動かなくなっていた…
体はまだ温かい…
でも、どうすることも出来ない…
打ち拉がれた想いのまま、その通り沿いにある保健所へ入る。
保健所の方に事情を説明すると、親切に「その担当は清掃局となっています」と教えて下さった…
清掃局もその通り沿いにあるので、そのまま向かった。
お昼をちょっとまわった時刻…
局内はひっそりとしていた。
どうにか、窓口を探し、事情を説明するとすぐに猫を引き取りに車へ向かってくれた…
どんな処分を受けるのか、とても心配だったが、以前私が飼っていたドーベルマンも眠っている府中の動物霊園に埋葬されるとの事だった。
少し、安心して… どうぞよろしくお願いします。と、後を委ねた。
名前も知らない猫ちゃんの温もりがまだ、両腕に残っていた…
もうすぐ満開になる桜並木がとても悲しかった…
(名前も知らない猫ちゃんの為に私がしてあげられる事は Good bye を吹き続ける事だけだった…)
Good bye... 猫ちゃん、、、
反対車線でクラクションがなったので、ふと目をやると
なにやら小さな物体が不自然な動きをしていた…
その物体がなんなのか認識できず、しばらく目が釘付けになる…
あっ!!! 猫だっ!!!!!
猫は片足を折ってしまったらしく、また、パニック状態で右往左往している!
そこは、とても車どおりの多い道。
後から、後から、ひっきりなしに車はやってくる。
気が気でない… 危ないよ!!
そっちにいっちゃだめ!!
私の走行車線も後から後から車がくる。
猫は何とか道の端っこに座り込んでくれた。
そこは警察署の向かいだったが、ハザードを点け車を止めて猫にかけよった。
もう、ぐったりしていたが辛うじて息はあるようす…
「がんばれっ!」
声をかけてそっと抱き上げ車へ向かう。
かなり、辛そうだ…
私も心が痛かったが、「がんばれ! がんばれ!」
と、声をかけながら車の後部座席に乗せ車を走らせる。
桜並木へ続くその道は、見事に咲き始めた桜のせいもあり、いつもより交通量が多く感じた…
(あぁ、一刻を争う事態なのに…)
やるせない思いにさらに心が痛くなった…
車が停まるたびに後ろを振り返り声をかける…
「大丈夫だよ、がんばれ!」
しかし、何回目に振り返ったときだっただろう…
猫の体は動かなくなっていた…
体はまだ温かい…
でも、どうすることも出来ない…
打ち拉がれた想いのまま、その通り沿いにある保健所へ入る。
保健所の方に事情を説明すると、親切に「その担当は清掃局となっています」と教えて下さった…
清掃局もその通り沿いにあるので、そのまま向かった。
お昼をちょっとまわった時刻…
局内はひっそりとしていた。
どうにか、窓口を探し、事情を説明するとすぐに猫を引き取りに車へ向かってくれた…
どんな処分を受けるのか、とても心配だったが、以前私が飼っていたドーベルマンも眠っている府中の動物霊園に埋葬されるとの事だった。
少し、安心して… どうぞよろしくお願いします。と、後を委ねた。
名前も知らない猫ちゃんの温もりがまだ、両腕に残っていた…
もうすぐ満開になる桜並木がとても悲しかった…
(名前も知らない猫ちゃんの為に私がしてあげられる事は Good bye を吹き続ける事だけだった…)
Good bye... 猫ちゃん、、、
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